認知症の義母 [日々思うこと]
81歳になる夫の母が、大腿骨骨折で入院したのは7月半ば。
緊急入院し、手術で人工の骨を入れて、一ヶ月半。
リハビリを頑張った甲斐あって、退院した。
でも、彼女は認知症なので。
退院の翌日に、彼女の住む老人施設に行くと、
義母「久しぶりやね。どうしとったと?」
(つい昨日、退院で駆けずり回った私のこと・・忘れた?)←長男の嫁、心の叫び
私「退院の翌日だから、よく分からなくても仕方ないですね」
義母「退院?誰が?えっ?わたしが!!どこに入院しとったと?」
○○病院に、大腿骨骨折で、と説明しても、その記憶の保持は2分くらい。
しばらくすると、またおなじやりとりが繰り返される。
骨折していること自体を忘れるので、歩行器を使うことを忘れ、
突然自力で立ち上がったりもする。
今自分が住んでいるのが、どこだかわからない時もしばしば。
「ペコロスの母」の岡野さんの域に到達しなければ、
この状況は乗りこなせない気がする。
そんな義母だが、今日からデイサービスやリハビリ開始。
はたして、周囲の方にどれくらいご迷惑をかけているのか。
笑って許してもらえていることを、切に祈るのみだ。
私の母は、一昨年の冬に、
86歳で天に召されたのだけれど、最後まで意識ははっきりしていて、
私たちだけでなく看護師さんたちにも優しい言葉をかけてくれていた。
今になって、その有難さに気づかされている私である。
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緊急入院し、手術で人工の骨を入れて、一ヶ月半。
リハビリを頑張った甲斐あって、退院した。
でも、彼女は認知症なので。
退院の翌日に、彼女の住む老人施設に行くと、
義母「久しぶりやね。どうしとったと?」
(つい昨日、退院で駆けずり回った私のこと・・忘れた?)←長男の嫁、心の叫び
私「退院の翌日だから、よく分からなくても仕方ないですね」
義母「退院?誰が?えっ?わたしが!!どこに入院しとったと?」
○○病院に、大腿骨骨折で、と説明しても、その記憶の保持は2分くらい。
しばらくすると、またおなじやりとりが繰り返される。
骨折していること自体を忘れるので、歩行器を使うことを忘れ、
突然自力で立ち上がったりもする。
今自分が住んでいるのが、どこだかわからない時もしばしば。
「ペコロスの母」の岡野さんの域に到達しなければ、
この状況は乗りこなせない気がする。
そんな義母だが、今日からデイサービスやリハビリ開始。
はたして、周囲の方にどれくらいご迷惑をかけているのか。
笑って許してもらえていることを、切に祈るのみだ。
私の母は、一昨年の冬に、
86歳で天に召されたのだけれど、最後まで意識ははっきりしていて、
私たちだけでなく看護師さんたちにも優しい言葉をかけてくれていた。
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