母の居ない誕生日：秋桜の小部屋：SSブログ

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母の居ない誕生日　[日々思うこと] [編集]

9か月に及ぶ闘病の末、だったし。
86歳だから、いわゆる「長生き」の範疇にも入るし。
娘として出来ることはし尽くして、後悔は特にないし。

だから、大丈夫。そんなに落ち込んだりしないよ。

甘かったです。母親を失うということは、
想像の域を超えた、とてつもない大きな喪失感を生むということを
3か月かけて認識しました。

今日は私の誕生日であります。55歳になります。
昨年の今日、母と二人で見た桜、
今年はまだ三分咲きだけれど、思い切って行ってみようと思います。

闘病中のいろいろなこと。病院で、しかも真夜中に亡くなるということ。無宗教での葬儀。
散骨の希望を持っていた母の、希望を叶えるための道のり。
少しずつ、ゆっくりと書いていきます。
それと共に、ずっとお休みしていた日常のブログも、
今日からちょっとずつ書いていきたいと思います。

長いことご心配おかけして、本当にごめんなさい。
これからも細く長く、よろしくお願いします。