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リウマチ≒罪じゃなかった。 [リウマチに関すること]

「友人も同じ病気に」というタイトルの日記に書いた、あの友人の話。
簡単に振り返っておくと、

数年来の友人が自分もリウマチかもしれない、と電話をかけてきて、
私がかかっているリウマチクリニックの先生を勧めたところ、
さっそく受診して「やっぱりリウマチやったわ。」という知らせ。
私としては出来る限り力を合わせて一緒に頑張ろう、と思っていたところ
数日後、その友人から私を含めての一斉メールに、

「血液検査の結果がすべてマイナスで、もう一回検査して炎症反応がおさまっていたら
無罪放免です」

と書かれていた、というお話。

リウマチでなかったことを「無罪放免」と言い放つ彼女にとって、
私は有罪なのか、と深く考え込み、しばらくではあったが人間不信になった。

それからしばらく、彼女に連絡を取る機会はなかった。
が、折しも忘年会の季節であり、その前に一度仲間で集まろうよ、という話に。
彼女はもちろん、「無罪放免」という言葉に私が深く傷ついたことは知らない。
知らないからこそ、なのだけど、また同じ表現を使った。
自分がリウマチでなかったことについて、みんなの前で「無罪放免よ」と笑顔で。

ふと思った。この人、表現が間違っているだけで、
1ミリも悪意はないんじゃないか、って。
言い方はあまりにも他人への配慮に欠けているけれども、
全然気持ちはピュアなんじゃないか、って。

で、私の中では、一件落着、となった。
何もなかったように、普通に話をすることが出来て、
私の病状を自然に気にかけてくれて。

ドリンクバーのカフェラテやココアをおかわりして、何時間も話をして。

よかった。何も伝えなくてよかった。

「無罪放免、ってどういう意味よ!」なんてメールを送らなくてよかった。
おかげで、もとのままの友人で居られる。

もし、いつか機会があったら素直に話そう。
あの時のあのメールで私はちょっと傷ついたんだよ、って。
でも、そんなつもりじゃないこと分かったから今も友達だって。
そして、私じゃない他の誰かを知らずに傷つけないように、
少しだけ気をつけて話した方がいいよ、って言おう。
友達だから。


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